北海道大学整形外科同門会は昭和22年に発足し会員数は500名に達します。 歴史と伝統を尊びながら、常に革新的治療を目指し続け、北海道の整形外科医療を支えてきました。
1947年(昭和22年) 北海道大学に「第三外科学講座」が初代教授奥田義正先生のもと誕生し、この瞬間が北海道大学整形外科同門会の発足でもあります。 翌年7月に「整形外科学講座」と改名されました。 1952年(昭和27年)九州大学出身で久留米大学教授であった島啓吾先生が教授となり本格的整形外科学の基礎が築かれました。 松野誠夫第3代教授(1971年~)、金田清志第4代教授(1986年~)、三浪明男第5代教授(2000年~)、岩崎倫政第6代教授(2012年~)と引き継がれ北大整形外科教室は発展を続けています。
旭川医大 伊藤浩教授、独協医大 種市洋教授、福島県立医大会津医療センター 白土修教授、日本医科大 眞島任史教授、学内では、保健科学研究院 遠山晴一教授、スポーツ医学診療センター 近藤英司教授、 脊椎・脊髄先端医学分野 須藤英毅特任教授らが活躍を続けており、過去には石井清一先生(札幌医大)、野原 裕先生(獨協医大)、荻野利彦先生(山形大学)、松野丈夫先生(旭川医大)、 安田和則先生(スポーツ医学分野、北大副学長)、鐙 邦芳先生(体幹支持再建分野)、武田直樹先生(保健科学研究院)、伊東 学先生(脊椎脊髄先端医学講座)、加藤博之先生(信州大学)、 大関覚先生(独協医大越谷病院)など多くの教授が同門から誕生しました。 これらの指導者のもと、多くの優秀な同門会員が育ち活躍を続けています。
北大整形や関連教室のみならず、多くの関連施設から学会発表や論文が出ています。 道外あるいは海外から見学や留学を引き受けるなど、国内外から注目をされている施設も少なくありません。 また、勤務医、開業医を問わず質の高い整形外科医療やプライマリケアにより北海道民の厚い信頼を受けています。 救急、スポーツ関連、学会役員や各種審査、がん・腫瘍や脊損など特殊分野、研究など様々な分野で多くの会員が活躍しておりますことは当会の誇りです。
同門会は会員相互の親睦および研鑽向上をはかることを目的として組織されました。 教室スタッフやOB・OGを含め北海道大学整形外科教室にゆかりのある全ての医師が集う組織は同門会しかありません。 会員の拠り所となることが同門会の存在意義であり目指すところです。
岩崎倫政教授が第98回日本整形外科学会総会の会長に選出されました。
謹んでお慶び申し上げます。
写真は、JOA代議員会で正式に発表された瞬間です。(高畑先生撮影)
2025/04/17
受賞のお知らせ
2024/10/11
叙勲のお知らせ
2023/12/27
岩崎倫政教授 令和5年度北海道科学技術賞を受賞
2023/11/01
北海道大学整形外科同門会総会のお知らせ
2023/10/17
叙勲のお知らせ